資格がないとその職業に従事できない仕事もあります。それは国家資格であることがほとんどで、業務独占資格といいます。医師や看護師、弁護士や獣医師、気象予報士などがこれに該当します。国家資格であるので比較的難関なものが多く、特に医師や弁護士は難関国家資格として有名です。
こうした資格は一度取得してしまえば剥奪されない限り有効なので一度退職をしてもまた働き始めることが出来ます。取得するには専門学校や大学へ進学しなければならないので手間も勉強する努力も必要になりますが、その分一生有効だというメリットもあります。こうした資格を取得しておけばあとが楽です。
弁護士は難関国家資格であるのに飽和状態であり就職先もなくなっているといいますが、医療従事者は慢性的に不足しているので引く手数多だと言います。ですのでこれから何か資格を取りたいと考えるのであれば医療関係の仕事の資格もいいかもしれません。
看護師であれば最近社会人になってから取得しようと努力する人が増えているそうなので、仲間もたくさんいるし給料も高いのでいいと思います。また、女性が多い仕事でもあり、出産や育児で長期の休暇や一度退職してしまっても、資格があるので他業種に比べ比較的復職しやすいというメリットもあります。医師や獣医師などに比べればまだ取得しやすいし、薬剤師になるよりも期間が短くて済みます。専門学校へ進学すれば毎日宿題が出て実習もこなさなくてはなりません。ですので毎日とても忙しいですが充実した毎日を送ることが出来そうです。医療事務も医療関係ではないかと思う人もいるかもしれませんが、医療事務は民間資格であり簡単に取得出来るので価値としては低くなってしまいます。